2014年7月4日金曜日

『かたり、おどり、その一』川村美紀子×小暮香帆


初回はダンサー(として主に活動している)二人による時間となります。
同級生ながらまるでタイプの違うダンサーで初共演とのことです。


お二人へは企画趣旨はお伝えしたものの、
具体的なオーダーは何もなく、
企画趣旨も壊しても良いよ、というようなことも伝えました。
フライヤーには
「かたるのか?かたらないのか?…でも踊るよね?」
とだけ記しました。当日何が起こるのか全く分かりません。

「語り手」と「踊り手」のコラボレーションとしてリストアップする中で、
「ダンサー×俳優」といった組み合わせがまず考えられますが、
「『語り手』が踊らせる」というような「一方通行」ではなく、
あらゆるスリリングな即興演奏のように、
相互的な「共鳴/共犯関係」を結んで欲しいと考え、
頭を悩ませ、お二人に声をかけました。

初回だからといって企画コンセプトに則ったことをオーダーして、
それが「縛り」となり、今後の方向性を規定してしまうよりも、
若く現在進行形で身体表現の最前線にいる二人に、
この未知の企画の可能性を見せてもらうことを期待しています。

語ろうが踊ろうが「二つの身体」による時間です。
楽しんで頂ければと思います。

企画・前澤

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川村美紀子

1990年生まれ。16歳からダンスを始める。
日本女子体育大学(舞踊学専攻)在学中の2011年、
横浜ダンスコレクションEX 新人振付家部門・最優秀新人賞を受賞後、
同フェスティバルにおいて前年度の受賞者公演『へびの心臓』を発表。
ダンストリエンナーレトーキョー2012 − JAPAN FOCUSにて再演され注目を集めた。
活動は国内に留まらず、ポーランド、フィンランド、韓国、ベトナム、クロアチアのフェスティバルに
いずれもフェスティバル史上最年少振付家として招聘、作品を発表。
公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー(2013 − 2014年度)。

小暮香帆


平成元年生まれ。6歳よりモダンバレエを始める。
これまで笠井叡、笠井瑞丈×上村なおか、三浦宏之、岩淵多喜子、岩渕貞太など多数振付家作品に出演、
ダンサーとしてイタリア、インドネシアツアーに参加。2012年日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。
同年より本格的にソロ活動を開始、福岡ダンスフリンジフェスティバル、セッションハウス ダンス花などに出演。
昨年秋初単独ソロ公演「遥かエリチェ」(2013)を上演。また映画や映像作品に出演。第2回セッションベスト賞受賞。
めぐりめぐるものを大切にして踊っている。


★ご予約満席となりました。
 当日券の販売も予定しておりません。
 皆様ありがとうございました。
 ご予約の方ご来場お待ちしております。

『かたり、おどり、その一』
出演:川村美紀子 小暮香帆
日時:7月6日(日)開場19時半/開演20時
料金:2500円(1ドリンク込み)
ご予約・お問合せ:katari.odori@gmail.com
会場:喫茶茶会記(カフェスペースは15時より営業)
〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
03-3351-7904 (営業時間のみ応対可)
sakaiki@modalbeats.com
http://gekkasha.modalbeats.com




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