「かたり、おどり、」第二弾9月30日(水)開催のお知らせです!
昨年夏、小さな企画ながら話題を呼んだ第一弾「かたり、おどり、その一」(川村美紀子×小暮香帆)に続く「かたり、おどり、」シリーズ第二弾の詳細発表です。
前回の投稿で発表した通り、今回の出演者は、パフォーマー/アーティストの山崎阿弥さん(写真右)とダンサー矢嶋久美子さん(写真左)のデュオとなります!
本シリーズは「語りと踊り」というテーマから発展させ、通常の「朗読×ダンス」や「楽器奏者×ダンス」という形で想像される即興は避け、「楽器を用いない人の<何か>が、如何に踊りを導くのか?」というテーマを基本として、即興の可能性を探るべく人選しています。…テーマの説明ややこしいですね。
まぁ、他では見られない変わった面白いことをやろう!という感じで、
組み合わせを思案してきました。
本シリーズは「語りと踊り」というテーマから発展させ、通常の「朗読×ダンス」や「楽器奏者×ダンス」という形で想像される即興は避け、「楽器を用いない人の<何か>が、如何に踊りを導くのか?」というテーマを基本として、即興の可能性を探るべく人選しています。…テーマの説明ややこしいですね。
まぁ、他では見られない変わった面白いことをやろう!という感じで、
組み合わせを思案してきました。
そして、この二人はどうしても見てみたかった組み合わせでした。
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ではでは、ちょっと長くなりますが、お二人のご紹介。
まず、山崎阿弥さん。
ヴォイスパフォーマーとして、多彩な声で日本のジャズ/即興界などを代表する多くの音楽家と共演しながら(灰野敬二、坂田明、外山明、林栄一、鈴木昭男…などなど)、同時に羽などをモチーフとした繊細な造形作品などで、空間の陰影を導くインスタレーション作品を国内外で数多く発表されています。映像作品の制作や、近年は舞台作品や即興パフォーマンスなどでダンサーとのコラボレーションも数多く行い、その活動の全貌を把えることがなかなか出来ない方です。
今回、この自由な企画で、様々な可能性が考えられる中で、阿弥さんが矢嶋さんを相手に茶会記で何を試みるか?本当に楽しみです。
動画が上がっているのでいくつか…。気になった方は他にも検索してみて下さい。
様々な活動がまとめられた動画。
Profile Video (created in 2011)
灰野敬二さんと。
多数アップしている中から朗読を一つ。
続いて、矢嶋久美子さん。
黒田育世さん率いるBATIKの中心ダンサーであり、ほぼ外部出演はしないものの(BATIK外で彼女の踊りが見られるのは激レアです)、数多いダンサーの友人の中でも最も謎めいた人であり、同時に最も好きなダンサーの一人です。…天才か?天然か?奇人なのか?笑…と思っています。丹念に作り上げられた美しき肢体を持つ不思議なダンサーさんです。
矢嶋さんには自分の最初の企画「その部屋の踊り」(2013)では振付け作品を作ってもらったんですが、その作品では自身はほとんど踊ることがなかったので、今回やっとという感じです。
動画がないので数年前に小さなダンススタジオで撮った写真をいくつか。
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というわけで、この企画「即興」とはしていますが、所謂「ヴォイスとダンスのガチンコ即興!」的な共演にはならないでしょう。どのような共演になるのか、身ふたつと、二人のイマジネーション、喫茶茶会記の不思議な空間、そこここにあるあらゆる全てを可能性に含んで、もはや「即興」も「語り」も「踊り」も関係ないかも知れない!?…未知の一夜となるはずです!一杯付くのでお酒など飲みながらぜひお楽しみ下さい。
動画がないので数年前に小さなダンススタジオで撮った写真をいくつか。
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というわけで、この企画「即興」とはしていますが、所謂「ヴォイスとダンスのガチンコ即興!」的な共演にはならないでしょう。どのような共演になるのか、身ふたつと、二人のイマジネーション、喫茶茶会記の不思議な空間、そこここにあるあらゆる全てを可能性に含んで、もはや「即興」も「語り」も「踊り」も関係ないかも知れない!?…未知の一夜となるはずです!一杯付くのでお酒など飲みながらぜひお楽しみ下さい。
山崎阿弥
声のアーティスト、映像・造形作家。
声で空間の陰影を感得しインスタレーションやパフォーマンスによってその濃淡を引き出したり/失わせたりすることを試みる。
生西康典演出「燃える人影」、日英合作舞台「stepping stones」への出演、灰野敬二、坂田明、外山明、松島誠らとのデュオ、
伊勢神宮での歌唱、七里圭監督作品への出演、沢口真生とのサラウンド音楽制作など他分野にわたり共創する。
http://amingerz.wix.com/ami-yamasaki
ダンサー。
幼少よりクラシックバレエを学び、ベルギーのHoger Instituut voor Dansへ留学。コンテンポラリー、ジャズ、タップ、ドラマ、モダンダンス、バレエなどを学ぶ。2003年帰国後、伊藤キム『花の歴史』に出演。2004年より黒田育世率いるダンスカンパニー「BATIK」に加入。現在まで全ての作品に出演。振付け作品に『断章』『PORT』等、出演に『詩人 文月悠光と4人のパフォーマーによる、詩とダンスの交感』(wwfes2013)等。
『かたり、おどり、その二』
【出演】山崎阿弥 矢嶋久美子
【日時】9月30日(水)開場19時/開演19時半予定
【料金】2500円(1ドリンク込み)
【会場】喫茶茶会記
【ご予約・お問合せ】katari.odori@gmail.com
(ご予約は氏名・人数をこちらまでお送り下さい)
【詳細ブログ】http://katariodori.blogspot.jp/
【企画】前澤秀登
【イラスト】yuuyu kijima